#1 「MOTUL AUTECH GT-R」、

開幕戦勝利で3 連覇へスタートダッシュ

#1「MOTUL AUTECH GT-R」、

2016 年シーズン開幕戦で予選3 位を獲得

2016 年のSUPER GT が、岡山国際サーキットで幕を開けた。昨年・一昨年と連覇を達成したNISMOは、最強のチームパッケージを継続。

岡山・富士で行われた2 回の公式テストを経て開幕戦に臨んだ。各地で桜を散らした春の嵐も去り、予選日は薄曇りながら最高気温が24℃と暖かなコンディション。

午前9 時から行われた公式練習では1 分19 秒294 で6 位という結果に。順位は中団にとどまったが、トップとの差はわずか0.27 秒。トップから1 秒以内に11 台がひしめき、初戦から僅差の戦いとなることが予想された。


午後3 時10 分、GT500 のQ1 がスタート。路面温度は30℃を超え、3 月の公式テストとは大きくコンディションが異なる中、Q1 を担当した松田は計測3 周目で全体のトップタイムをマークした。すぐに他車にタイムを更新されたが、2 度目のアタックでコースレコードに肉薄するタイムを記録し逆転。さらに、昨年のコースレコードを上回る1 分18 秒918 まで自己ベストタイムを更新し、2 番手でQ2 進出を果たした。


Q1終了から30分後、Q2がスタートした。この30分間に雲が広がったことで路面温度が低下。その結果、各車ともタイム更新がさらに進んでいった。#1 GT-RもQ2 を担当したクインタレッリが1 分18 秒372 と、Q1 での全体ベストタイムを大きく上回るタイムで暫定2 番手につけた。最終的には、さらに1 台がクインタレッリのタイムを上回り、#1 GT-R の予選結果は3 位となった。

■NISMO鈴木豊監督のコメント
「岡山で行われた公式テストでのポジションがあまり良くなかったので、この週末に向けてドライバーも少しナーバスだったのですが、今日は順調でした。

天候もテスト時と変わり、我々の予想したものになったので、タイヤも応えてくれました。

ドライバー2人も、最後は気持ち良くアタックできたようです。ある程度課題も見つかりましたが、それも解決できると思うので、今日よりもいい状況で決勝レースに臨めると思います。」

​【公式予選結果】

【決勝レース】8 年ぶりに開幕戦を制し、3 連覇へ前進

予選日同様に薄曇りとなった決勝日。午前中に行われたフリー走行で#1 GT-R は6 番手の位置につけた。

この日は待ちに待った2016 年シーズンの開幕戦とあって、サーキットには2 万人近いSUPER GTファンが詰めかけ、大盛況の中で82 周にわたる戦いがスタートした。

スタートドライバーのクインタレッリは2 番手と1~2 秒差を保ったまま、序盤は予選順位の3 番手をキープ。

GT300 車両のバックマーカーが現れ始めると、そのバックマーカーを利用しながら2 番手を走る#6 RC Fとの差を縮めていった。


22 周目には0.3秒差にまで迫り、テールトゥノーズのバトルが数周にわたって展開。

オーバーテイクのチャンスをうかがっていたクインタレッリは、28周目のヘアピンコーナーで#6 RC Fをとらえて2位に浮上した。

35 周目にトップの#37 RC Fがピットに入り、#1 GT-Rは首位に立つと、38周目にピットイン。#37 RC Fよりも短い作業時間でコースに復帰すると、トップを守ったままレース後半に入っていった。

ピットアウト後の両者の差は約9秒。後半スティントの松田は、好ペースを維持したまま周回数を重ねて、さらに後続との差を広げていった。


最終的には15 秒の大差をつけ、トップチェッカー。#1 GT-R が8 年ぶりに開幕戦を制し、3 連覇に向けて幸先の良いスタートを切った。

■NISMO鈴木豊監督のコメント


「今回の最大の勝因はタイヤです。

ミシュランさんが本当にいいタイヤを用意してくれたおかげで、後半も全く変わらずに高いレベルのままでレースを走り切ることができました。

トラブルやアクシデントが起きないかドキドキしてはいましたが、その他には何の心配もありませんでした。

久しぶりに開幕戦で勝てて、気持ち良くシーズンをスタートできました。

私が監督を務めるようになってからたくさんレースを戦ってきましたが、この岡山は未勝利だったので、そういう意味でも嬉しいです。

次戦の富士でも手ごたえは感じていますし、ミシュランタイヤはウェイトを積んでも強いですから、表彰台も狙えるのではと思います。

応援ありがとうございました。」

■#1ドライバー 松田次生選手のコメント


「公式テストで結果が伴わず、不安な中で迎えたレースでしたが、まずはQ1 を突破できて、Q2 でも上位のグリッドにつけて、決勝では粘りのあるレースができました。

 

後半スティントでは、2 位とのギャップをどれだけ広げられるかに集中しました。3 連覇に向けても非常に良いスタートになったと思います。」

■#1ドライバー ロニー・クインタレッリ選手のコメント


「個人的に、開幕戦で初めて勝てたことがうれしいです。

岡山での優勝というのも初めてで、それも嬉しいですね。

初日の走りはじめから非常に良い手ごたえを感じていて、『もしかしたらいけるかもしれない』と思っていました。

 

僕の担当した前半スティントでも、タイヤがものすごく良かったので最後までプッシュできました。

私たちの期待に応えてくれたチームとミシュタンタイヤに感謝しています。」

RESULT (82 Laps)

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