2017 AUTOBACS SUPER GT Round7

「Chang SUPER GT RACE」REPORT

■ 2017 SUPER GT 第7戦 参加に際して

 

参戦7戦目からポイント×1kgとなることから、第6戦鈴鹿大会でポイント圏外となる14位で終えた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの搭載ハンディウエイトは23kg。出港の為9月12日に大黒埠頭に持ち込まれた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rは約3週間かけて異国の地ThailandにあるChang INTERNATIONAL CIRCUITに持ち込まれた。

 

故プミポン前国王の葬儀を10月26日に控えるThailandでは喪に服す期間となり、その中で行われる第7戦Thai大会では、故プミポン前国王に敬意を表する言葉と喪章をフロントスクリーンに掲げ、艶やかさや娯楽事を控えながら行われた大会となった。シリーズも残り2戦となり、得意としていた鈴鹿1000Kmでもポイントを取り逃してしまった#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rにとっては崖っぷちに立たされた状態で挑む第7戦。

 

しかし、Thai大会に関しては過去ポールポジションも優勝も経験しており、速さを見せてきた得意の大会でもあった。第6戦鈴鹿大会から1ヶ月以上空いて行われる海外でのイベントに対し、ミスが無いように事前の準備が進められ、チーム全員で改めて確認をし合い、ミーティングを重ね、チームスタッフ全員で結果を求めてThailandへと向かった。

 

■10 月7 日(土)公式練習 10:10-11:25(混走)11:35-11:45(GT500) 入場者数:15,881 人

天候:晴れ コース:ウエット/ドライ 気温:28℃ 路温:33℃

 

10 月に入り、乾季から雨季へと入ったChang INTERNATIONAL CIRCUIT。連日30℃を越える真夏の日差しがありながらも、所々で雷雲が発生し、いつどこで豪雨が降り出すか予測できない季節でもあった。10 時から行われる公式練習であったが、直前に降り出した雨が瞬く間に豪雨となり、一瞬で一面をウエットコンディションへと変えてしまった。雨はすぐに止んだものの、急遽公式練習は10 分遅れの10 時10 分からと変更になり、故プミポン前国王への追悼の意を表し、黙祷を捧げてからイベントの開始となった。

 

#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R のドライバーは本山。コースコンディションは完全にウエットコンディションであり、各車レインタイヤを装着しての走行となった。#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R は、1 周でピットに戻ると各部入念にチェックされ、マシンに問題ない事が確認されると、再びコースインし、ウエットでの車両バランスの確認へと入った。

 

コースコンディションが刻々とドライへと移行していく中、ウエットコンディションのうちにドライバーを千代に交代して再びコースイン。マシンフィーリングを2 名のドライバーでシェアしながらセットアップを進めていった。開始から20 分が経過した辺りから、所々川のような部分は残りながらもコースコンディションはほとんどドライへと変わっていった。

 

#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R もドライタイヤを装着し、ドライバーを本山に戻して、いよいよドライでのバランス確認へと入った。コースコンディションが完全ではないながらも、タイムは1 分26 秒855。

 

その後ドライセットにアジャストを加え1 分26 秒124 にタイムを上げるとドライバーを千代に交代して再びバランス確認へと入った。1 分25 秒757 とベストタイムをマークしたところで混走時間帯の終了となった。

 

GT500 専有時間帯での#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R のドライバーは千代。予選を意識してコースインした#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代は、ゆっくりとタイヤに熱を加えながら、計測2 周目にまずは1 分25 秒316 をマークして翌3 周目も続けてアタックを行う。タイムは1 分24 秒210 とこの日のベストタイムを大きく更新して公式練習の終了を迎えた。

 

公式練習の結果は、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R が専有時間帯の最終周で記録した1 分24 秒210 でトップ。2 番手は、1 分24 秒225 を記録した#19 WedsSport ADVAN LC500。3 番手には1 分24 秒247 で#6 WAKO’S 4CR LC500 が入った。各自動車メーカー、各タイヤメーカーほぼ全車が最終的には1 秒以内でひしめき合う形となった公式練習の結果に、トップタイムで終えた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R にとっても油断は出来ない状況であった。

 

■10 月7 日(土)公式予選 ノックアウト方式 ・15:20-15:35(Q1)

天候:曇り コース:ウエット 気温:27℃ 路温:29℃

 

雨上がりのドライコンディションとなった公式練習を終え、再び降り出した雨は豪雨ではないものの14 時頃まで強弱を繰り返しながら降り続き、一旦止みはしたものの、その後強い日差しが差し込む事無くコースコンディションはウエット状態のまま予定通り15 時20 分からGT500 全車によるQ1 が15 分間で行われた。

 

#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R のQ1 アタッカーは千代。朝の公式練習を僅差ながらもトップで終えていた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R は、この予選開始までのインターバルで、更なるタイムアップを目指し、マシンセッティングに微調整を施して挑んだ。Q1 が開始となると全車一斉にコースインし、不安定な空模様の中、まずはこの状況下で各車早めに計測を行う作戦を取っていた。

 

#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代もピットアウトすると早々に1 分32 秒023 の5 番手タイムをマークし、すぐにコースコンディションの変化とタイヤ選択を相談しながらピットに戻り、最終アタックを行う2 セット目のウエットタイヤに交換して再びコースに戻った。間合いを測りながら残り8 分の最終アタックに入った#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代は、計測2 周目で1 分32 秒542、続けて計測3 周目は1 分33 秒959 とタイムを更新できないままQ1 の終了を迎えた。

 

Q1 の結果は、#12 カルソニック IMPUL GT-R が1 分29 秒538 でQ1 をトップ通過。2 番手には1 分29 秒602 で#1 DENSO KOBELCO SARD LC500。3 番手は1 分29 秒672 の#6 WAKO’S 4CR LC500 という結果に。2 セット目の最終アタックでタイムを更新出来なかった#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R は1 分32 秒023 の14 番手でQ1 敗退が決定となった。

 

■10 月7 日(土)公式予選 ノックアウト方式 ・16:05-16:17(Q2)

天候:曇り コース:ドライ 気温:26℃ 路温:28℃

 

16 時5 分からNISSAN GT-R の1 台、Honda NSX-GT の3 台、LEXUS LC500 の4 台、計8 台によって行われたポールポジション争い。完全ではないながらも全車ドライタイヤでのアタックとなった。

 

Chang SUPER GT RACE の予選結果は、#37 KeePer TOM’S LC500 が1 分25 秒011 でポールポジションを獲得。2 番手には1 分25 秒060 で#12 カルソニック IMPUL GT-R。3 番手には1 分25 秒124 で#17 KEIHIN NSX-GT という結果となった。

 

■10 月8 日(日)決勝レース 15:00- 66LAP(最大延長18:00) 入場者数:26,376 人

天候:晴れ コース:ウエット/ドライ 気温:30℃ 路温:36℃

 

いよいよシリーズ唯一の海外戦、SUPER GT 第7 戦Chang SUPER GT RACE の決勝日を迎えた。朝から晩まで雨が降ったり止んだりの予選日とは変わり、この決勝日は朝から綺麗な青空が見える快晴の中イベントは行われていた。

 

決勝に先立ち行われた20 分間のウオームアップ走行では、トップから0.3 秒落ちの1 分25 秒846 で6 番手タイムを記録した#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R は、ドライを見越して進めてきたセットアップフィーリングは悪くないようであった。

 

そして、スタートに向けて14 番グリッドに整列した#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R のスタートドライバーは本山。しかし、各車がグリッドに整列を済ませた頃から黒い雲が上空にかかり始め、スタートまで約30 分前となった辺りからポツポツと落ちてきた雨は次第に激しくなり、強弱を繰り返しながら降るも、すぐに止むといったThailand 特有のスコールに見舞われてしまった。

 

これにより、コース上は大きな川が出来るほどのウエットコンディションに急変。しかし、雨が止んだ後の空は青空さえ見えていた。この状況にグリッド上では各チーム、タイヤ選択に悩まされていた。現状のコースコンディションはウエット。しかしこの先、青空によって乾くのか、ルーティーンのピットタイミングまで乾かないのか、この自然現象は誰にも予測不可能であった。時間いっぱいまで悩んだ結果、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R が選んだ作戦はウエットタイヤスタートであった。

 

結果GT500 車両全15 台のうち、ドライタイヤを選択したのは#1 DENSO KOBELCO SARD LC500、#23 MOTUL AUTECH GT-R、#19 WedsSport ADVAN LC500 の3 台のみであり、その他はウエットタイヤを選択した。コース状況が急なウエットコンディションとなり、ドライタイヤ、ウエットタイヤの車両が混在となった為、セーフティーカー先導によるセーフティーカースタートによってレースがスタート。

 

セーフティーカー先導で2 周を消化し、そして3 周目にセーフティーカーがピットに戻るとグリーンフラッグが提示され、事実上のレーススタートが切られた。マシントラブルによって#24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R が、このセーフティーカースタートから離脱した事により#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の本山は13 番手からスタートを切りレースを進める。

 

この状況下では、ドライタイヤ勢のタイムはウエットタイヤ勢から約30 秒遅いラップタイムでしか走行することが出来ず、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の本山は前にいたドライタイヤ勢2 台をスタート直後にかわし11 番手に浮上すると、約5 秒離れてしまった10 番手#16 MOTUL MUGEN NSX-GT を追った。

 

7 周目、ウエットタイヤに熱が入り、ペースが上がってきた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の本山は、前との差を約2 秒にまで詰め寄っていた。そして、本山から路面が乾き始めている、早めにドライタイヤに交換したい、との無線がチームに入った。青空のもと、コースコンディションは1 周ごとに乾き始め、コーナーによっては大きなドライパッチがすでに出ている状況であった。しかし一方では、まだ大きな川が残っているコーナーもある。ドライタイヤでスタートした車両もまだタイムアップはしていない。この状況にチームは迷った。しかし、コースが一番見えている本山からはすぐにピットに入りたいと再び無線が入る。

 

9 周目、チームはウエットタイヤでスタートした車両の中で一番早くドライタイヤに交換する事を決断し、本山をピットに呼び戻すと、タイヤをウエットタイヤからドライタイヤへと交換し、若干量の給油をして、ドライバーは本山のまますぐにコースへと送り出した。コースに復帰した#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R のポジションは変わらずの11 番手であった。

 

この#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の動向を見てか、他のウエットタイヤ勢もその後続々とピットに戻り、ドライタイヤへと交換する中、#64 Epson Modulo NSX-GT と#8 ARTA NSX-GT の2 台はレインタイヤのまま走行を続ける作戦を取った。

 

14 周目、ドライタイヤにも熱が入った#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の本山は、ラップタイムを1 分28 秒台にまで上げ、いち早くタイヤ交換を行った事が功を奏し、18 周目、#16 MOTUL MUGEN NSX-GT をかわしてポジションを10 番手に上げ、9 番手#100 RAYBRIG NSX-GT を1 秒以内で攻め立てる。

 

26 周目、路面状況もすっかりドライになり、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山のラップタイムも1 分27 秒台に上がっていた。実は、レーススタート前に#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R はタイヤ無交換作戦という可能性を秘めていた。コースコンディションがフルドライとなり、チームと本山はこの頃タイヤ無交換作戦を取るか交換するかの判断を迫られていた。

 

コース上の#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の本山から帰ってきた返事は、タイヤ4 本交換であった。どうやらフルドライコンディションになってきてからタイヤと路面のマッチングが良くないらしい。違うタイヤに交換して後半プッシュしたいと言うのが本山からの意見であった。その後タイムが上がらなくなった#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の本山の状況を見て、チームは予定より早めの29 周目に本山をピットに呼び戻し、タイヤを4本交換、給油、そしてドライバーを千代に交代してすぐさまピットアウトとなった。

 

スタート直前に急にウエットコンディションになった事により、GT500 車両15 台が様々な作戦を取るレースとなり、ウエットコンディションながらもドライタイヤでスタートをした車両の中でも、タイヤ交換をするチームやタイヤ無交換作戦を取るチーム、ウエットタイヤスタートのままルーティーンピットまで走り続け、その後ドライタイヤに交換したチーム、そして#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R のようにウエットタイヤからドライタイヤに一度交換して、更にもう一度タイヤ交換を行う2 ピット作戦など多様であった。

 

各車がピット作業を終えた41 周目、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 千代の順位は、この戦略の違いにより12 番手に後退。8 秒前を走る11 番手#23 MOTUL AUTECH GT-R を1 分26 秒台で追いかけていた。他チームの作戦とは違い、フレッシュタイヤを装着した#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R としては、毎周プッシュして前との距離を詰めるしかなく、千代は1 分26 秒台前半のタイムを叩き出しながら49 周目にはその差を約5 秒にまで縮めていた。

 

54 周目、変わらず1 分26 秒台での走行を重ねる#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代は、前を行く#23 MOTUL AUTECH GT-R との差を約2 秒にまで詰めると、10 番手#8 ARTA NSX-GT が1 分28 秒台の走行をしている事からこの3 台によるポイント圏内となる10 番手争いへと発展していった。

 

確実に早いラップタイムを刻んでいるのは#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代であることは明らかであり、57 周目には#23 MOTUL AUTECH GT-R と#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R は立て続けに#8 ARTA NSX-GT をかわし、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R のポジションは11 番手となった。

 

しかし、その後一瞬の隙をつかれて#8 ARTA NSX-GT に再び先行を許してしまい、12 番手にポジションを戻してしまう。#8 ARTA NSX-GT は1 分29 秒台での走行であり、速さでは抜けるはずであった。しかし、GT300 車両のトラフィックを掻き分けながら無理は出来ずにフラストレーションの溜まる思いで前車を攻め立てる#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代は、62 周目にようやく前に出る事に成功し、11 番手に浮上した。レースは残り4 周。

 

#8 ARTA NSX-GT にブロックされてしまった間、10 番手#23 MOTUL AUTECH GT-R には少し逃げられてしまう形となり、その差は約5 秒であった。11 番手に浮上した#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代は、再びラップタイムを1 分26 秒台に戻すと、1 分28 秒台の#23 MOTUL AUTECH GT-R との間合いをみるみる縮めていく。

 

残り2 周、なんとかポイント圏内に入りたい#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の千代は、10 番手#23 MOTUL AUTECH GT-R との差を一気に約2 秒にまで縮めて猛追していた。その頃、3 番手走行車両がマシントラブルによりコース脇に車両を停めて戦線離脱。これにより#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R の順位は必然的にポイント圏内の10 番手に浮上。そして、前を行く#23 MOTUL AUTECH GT-R を惜しくもかわせぬまま第7 戦Chang SUPER GT RACE のチェッカーを受けた。

 

SUPER GT 第7 戦Chang SUPER GT RACE の結果は、レース開始直前に降った雨により各チームのタイヤ選択や作戦がそれぞれとなったが、ポールポジションからウエットタイヤでスタートして13 周目にドライタイヤへチェンジし、その後34 周目に再びタイヤを交換するという正攻法を取った#37 KeePer TOM’S LC500 が、実質一度もトップの座を譲ることなく今期2 勝目を手にした。

 

4 番手グリッドから13 周目にドライタイヤに交換、再び41 周目に交換と、こちらも正攻法をとった#6 WAKO’S 4CR LC500 がドライになり好走を見せて追い上げ、2 番手でフィニッシュ。

 

3 番手からウエットタイヤでスタートし、14 周目にドライタイヤに交換、その後39周目に再び交換して4番手でレースを進めるも、3 番手を走行していた#12 カルソニックIMPUL GT-Rが残り2周の時点で戦線離脱。これにより代わって浮上した#17 KEIHIN NSX-GT が3 番手でチェッカーを受けた。予選で上位を占めたブリヂストン勢であったが、レースでも正攻法を取ったブリヂストン勢が表彰台を占めた結果となった。

 

14 番手からスタートした#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R は、9 周目にいち早くドライタイヤに交換して、そのままタイヤ無交換でチェッカーという作戦が実行できずに苦しい展開となってしまったが、その中でもベストな作戦を組み立て、なんとか10 番手でフィニッシュし、1pt を獲得した。

 

シリーズランキングでは、この第7 戦をポールto ウインで終え、21pt を獲得した#37 KeePer TOM’S LC500 がランキングトップに浮上。2 位表彰台となった#6 WAKO’S 4CR LC500 が15pt を獲得してランキング2 位。ここまでランキングトップであった#23 MOTUL AUTECH GT-R は9 番手に終わり2pt を獲得し、ランキング3 位へと後退した。大量得点獲得を目指していた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R であったが、10 番手1pt 獲得に留まりトップから45pt 差で12 位へ後退となってしまった。

 

第7 戦を終え、残すところ1 戦となったシリーズであるが、#37 KeePer TOM’S LC500、#6 WAKO’S 4CR LC500、#23 MOTUL AUTECH GT-R、#36 au TOM’S LC500(ジェームス・ロシター)、#38 ZENT CERUMO LC500 の、LEXUS LC500 勢4 台とNISSAN GT-R1 台の計5 台のみが最終戦もてぎにてタイトル獲得の可能性を残した。

 

ランキングトップから45pt 差となり、残念ながらタイトル獲得の可能性を第7 戦終了時点で失った#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R であるが、チームとして、そしてNISSAN GT-R 勢として今期まだ成し遂げる事が出来ていない優勝獲得に向けての意気込みは失っていなかった。

■「Chang SUPER GT RACE」 GT500 RESULT

■2017 Driver Ranking GT500

■2017 Team Ranking GT500

 

本山 哲 選手 コメント

#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R にとって相性の良いコースであり、公式練習でも予選に向けてかなりポテンシャルを感じていたのですが、刻々と変化するコースコンディションにマシンとタイヤを合わせる事が出来ずに14 番手スタートとなってしまいました。しかし、レースがドライであれば速さにも自信はありましたし、不安定な天候の中のレースとなってもチーム力で追い上げる事が出来ると思い、ウエットタイヤでスタートして、早めにピットインしてドライタイヤへ交換して、ドライタイヤに交換してからは無交換作戦を一つの選択肢としていたのですが、選んだタイヤがコースコンディションとマッチせずに公式練習時の速さを出す事が出来ずに結果2 セット目のドライタイヤ投入となり、痛恨のタイムロスとなってしまいました。作戦通りに進められていればもう少し上の順位でフィニッシュできていたと思います。今シーズンも残りは最終戦のみとなりましたが、ラストチャンスをものに出来るように頑張ります。

 

千代 勝正 選手 コメント

練習走行でセッティングをアジャストしていった結果、ドライコンディションでは満足のいく仕上がりとなりました。しかし予選は乾き始めているウエットコンディションの中、一番ドライ寄りのウエットタイヤを装着したのですが、1 セット辺り1~2 周しかタイムが出せない難しい状況の中14 番手スタートとなってしまったのですが、ドライコンディションに関しては良い感触を持っていたので、ドライコンディションのレースであれば上位まで追い上げが出来ると思っていました。しかし雨上がりの路面はタイヤへの影響が大きかったようで、計画していたタイヤ無交換作戦も計画通りには行きませんでした。タイヤ無交換で行けていればもう少し上位でコースに戻れていたでしょう。ポイントは獲得出来たのですが、マシンの仕上がりとしてはもっと上位が狙えるものだっただけに残念です。今シーズンは速さをなかなか結果に結びつける事が出来ていないので、最後はしっかりと結果を出してシーズンを終えたいと思います。

 

大駅 俊臣 監督 コメント

搭載ハンディウエイト、得意とするBuriram サーキット、結果を出すべく条件は揃っていました。想定通りFP-1 ではドライコンディションで昨年のポールタイムを上回るコースレコードでTop Time をマークし、予選に向けても良い流れで進みました。しかし、予選直前の雨でウエットコンディションとなり私たち本来の実力を発揮することが出来ないまま予選を終えてしまいました。レースでもまたスタート直前に降った雨が路面を濡らしウエットタイヤスタート。本山の的確な判断でいち早くスリックタイヤに交換してポジションアップを図ったのですが、当初の作戦を遂行出来ずP10 でチェッカーを受けることになりました。今回は、スリックタイヤでのパフォーマンスに自信があったのですが、ウエットコンディションに対応しきれず、とても悔しい結果となってしまいました。

次回最終戦では、今年のベストレースができるようにTeam 一丸となって戦いたいと思います。最後まで応援の程よろしくお願いいたします。

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