#23 「MOTUL AUTECH GT-R」、

粘りの走りでポイント獲得

 

開催日 2017 年10 月7 日(土)~8(日) 場所 チャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)

レース名 Chang SUPER GT RACE 4.554km x 66 周、 参加台数:15 台 (GT500 クラス)

天候/気温 10 月7 日(予選日):晴れ時々雨(気温:28度) 8 日(決勝日):晴れ時々雨(気温:33度)

来場者数 10 月7 日(予選日):15,881 人 8 日(決勝日): 26,376 人 計42,257 人

 

【公式予選】

#23「MOTUL AUTECH GT-R」、コンディションに苦戦し予選11 位

 

SUPER GT 第7 戦は、シリーズ唯一の海外ラウンド。舞台となるチャーン・インターナショナル・サーキットは今回が4 回目の開催となる。ここまでの6 戦すべてでポイント獲得を果たしている#23 GT-R は現在ランキング1 位。ハンディキャップも42kg のウェイト搭載+1 段階の燃料リストリクター制限と一番厳しい形でこの大会に挑むこととなった。

 

タイでは、昨年10 月に亡くなったプミポン前国王の葬儀が今月末に行われることもあり、サーキットはこれまでのレースとは異なる雰囲気に包まれた。普段は「ニッポンを元気に!」というメッセージロゴが貼られているフロントウィンドウ部分には、タイ語の追悼のメッセージが表示され、公式練習前には1 分間の黙とうが捧げられた。この日は朝のオープンピット(公開車検)の頃に突然のスコールに襲われたが、公式練習が始まる前には雨も上がり、晴れ間も見えるようになった。セッション開始のタイミングで気温28℃、湿度が70%もある非常に蒸し暑いコンディションで、走りはじめはフルウェットの状態だった路面も一気に回復。#23 GT-R は順調に走行を重ね、トップタイムから約0.6 秒差の10 番手となった。

 

お昼に再びスコールが襲い、公式予選のコース上はまたウェットコンディションへと戻ってしまった。GT500 セッションの前にGT300 のQ1 が行われたことで、コース上は一部ラインが見えるほどに回復したが、スリックタイヤでタイムが出せるかどうか、非常に難しいコンディションでGT500 クラスのQ1 がスタートした。

 

Q1担当の松田はウェットタイヤを装着し、セッション開始と同時にコースイン。まずは計測2 周目に1 分32 秒411をマークして暫定5 番手につけた。3 周目にはピットに戻りタイヤを履き替えると、6 周目に1 分31 秒419 に自己ベストタイムを更新。ここでQ2 進出圏内となる暫定7 番手につけたが、それ以上のタイム更新は叶わず、8 周目にピットへと戻ってき

た。セッション終盤には他車が松田のタイムを上回り、#23 GT-R は最終的に予選11 位となった。

 

■ NISMO 鈴木豊監督のコメント

「GT500のQ1の前に、(直前のGT300予選で走行した)高星選手に話を聞きましたが、まだまだドライでは難しいというコメントでした。実際次生が走った時も、1コーナーでは川が流れていましたし、厳しい予選になりました。しかし、ドライコンディションでは、クルマのバランスについてもドライバーからはいいコメントが出ています。ここではいったん雨が降ると、レースを続けられないほどの雨量になりますから、レインタイヤで長時間戦うようなことにはならないでしょう。そういった意味では我々にもチャンスが巡ってくると思います。今年はこういう位置からスタートするレースを何度も験し、その結果今のポジションがあります。決勝も最後まで粘り強く、あきらめないでいけば、またいい結果が出せるのではと考えています」

【公式予選結果】

 

【決勝レース】

執念の走りでポイントをもぎ取り、ランキング3位で最終戦へ

 

決勝日も、スタート進行中にスコールに見舞われたチャーン・インターナショナル・サーキット。多くのチームがグリッド上でウェットタイヤに履き替えるなど、スタート直前のコースは慌ただしくなった。そんななか、クインタレッリがスタートドライバーを務める#23 GT-Rはスリックタイヤのままで待機。雨が降ったのは短時間で、空模様は急激に回復したため、コースコンディションもすぐに回復すると予想しての戦略だった。

 

レースはセーフティカー(SC)先導のもとでスタートし3周目に解除。直後はウェットタイヤに履き替えた多くの車両に対し、スリックタイヤの#23 GT-Rは大きくギャップを広げられてしまった。しかし、路面が乾いてくるにつれて一気にペースアップし、11周目にはその時点でのファステストタイムを記録。ここから#23 GT-Rの追い上げが始まることになった。

 

路面が乾いてきたことで、ウェットタイヤで走行していたマシンがタイヤ交換のためピットに戻ってくるようになったが、なんとか1ピットで済ませようと規定周回数までピットインを伸ばすマシンも見られ、#23 GT-Rの見た目上の順位はなかなか上がらなかった。レースが中盤まで進むとルーティンピットインが始まり、折り返し地点を過ぎた36周の時点で#23 GT-Rは6位まで順位を回復。40周を終えて松田へとドライバー交代を行った。ただしタイヤは無交換のままコースへ復帰。暫定11位で後半スティントをスタートした。

 

松田は一つ前を走る#8 NSXに近づくとペースを上げて追いかけ、56周目の4コーナーで逆転。ポイント獲得圏内の10位へと上がった。さらに残り2周で上位のマシンが1台ストップし、#23 GT-Rは9位でフィニッシュ。ランキングポイントを2ポイント追加した。ランキング2位につけていた#37 LC500が優勝したため、#23 GT-Rは8ポイント差の3位で最終戦へと臨むことになった。

 

■NISMO 鈴木豊監督のコメント

「あまりいい予選順位ではなかったため、攻めの戦略を採りました。タイヤの無交換に関しても事前に可能性は考えていて、実際タイヤの持ちも大丈夫そうでしたので、交換せずに行きました。次生もいいタイムで走ってくれて、この作戦は正解だったと思っています。トップとは8 ポイント差でもてぎに入りますが、なんとかチャンピオン獲得に向けて頑張りたい。厳しい戦いになると思いますが、インターバルでしっかりと準備を進め、いいレースをお見せしたいと思います。次戦も暖かい応援を、どうぞよろしくお願いします」

 

■松田次生のコメント

「僕たちとしてもノーポイントでは終われないので、#8 NSX は何としても抜きたいと思っていました。3 コーナーのブレーキだけでは上手く抜けない感じがしたので、ラインを変えて前に出ることができました。最終戦は、予選が重要になってくると思います。レクサスよりも速いタイムを出すために、いいクルマを作ることが必要になるので、頑張ります」

 

■ロニー・クインタレッリのコメント

「SCランが始まって路面状況を見たら、1コーナーの先は水たまりが多くて“これは厳しい”と感じました。とにかくポイントを獲りたかったので、苦しい序盤を経て、2ポイントを手に入れられて良かったです。もてぎにはトップと8ポイント差で挑むことになります。今年は毎戦ポイント獲得ができていますが、まだ優勝がありません。まずは優勝を目指し、諦めずに頑張ります」

【レース結果】 66Laps

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