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#3「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」、500マイルレースは15位

開催日 2018 年8 月4 日(土)~8 月5 日(日) 場所 : 富士スピードウェイ[静岡県駿東郡]
レース名 FUJI GT 500mile  4.563km x 177 周、 参加台数:15 台 (GT500 クラス)
天候/気温 8 月4 日(予選日):晴れ(気温:34℃) 8 月 5 日(決勝日):晴れ(気温:32℃)
来場者数 8 月4 日(予選日):22,100 人  / 8 月5 日(決勝日): 38,300 人    計60,400 人

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【公式予選】

速さを見せて4番グリッドを獲得

 

SUPER GT第5戦は、今季2度目となる富士スピードウェイが舞台。5月に開催された第2戦も500kmレースと長距離だったが、今回は500マイルレース。さらに300km長い800kmで争われることになる。獲得できるシリーズポイントも大きく、チャンピオンシップでのリードを引き寄せるために各チームがこの大会での勝利を目指している。NDDP RACING with B-MAXも、大量ポイント獲得を目指し戦う。

 

午前中の公式練習では、セッションの序盤に2台のマシンが絡む大クラッシュが発生。走行時間も短くなったが、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは順調にメニューを消化していき、最後の専有走行時間に1分29秒513をマーク。同じくミシュランタイヤを履く#23 GT-Rとは僅か100分の1秒差で2番手タイムを記録し、大きな手ごたえをつかんで予選に臨むこととなった。

 

予選のQ1は、練習走行でのベストタイムを記録した千代が担当。残り時間が9分を切ったところでコースへと向かい、計測3周目に1分29秒666のトップタイムをマークした。このタイムは3台のマシンに超えられてしまったものの、千代は2周連続でタイムアタックを行い、約0.6秒のタイム更新に成功。1分29秒076で再びタイミングモニターの一番上に浮上した。その後、#23GT-Rがさらにタイム更新を果たし逆転されてしまうが、堂々の2番手でQ1突破を果たし、本山へとバトンをつないだ。

 

Q2を担当した本山は、早めのコースインで1分28秒872を記録。コントロールラインを通過した時点ではトップに立っていたが、その後3台のマシンがこのタイムを上回り、最終的には4位。表彰台獲得も狙えるスターティンググリッドを獲得した。

 

■NDDP RACING with B-MAX長谷見昌弘監督のコメント

「本山のタイムは、セクター3で少し伸び悩んでいたのですが、頑張りすぎてしまったようで本人も理解していました。ここまで、真ん中~後方あたりの位置からスタートすることが多かったのですが、今回は4番グリッドと前の方なので、序盤の接戦で他のマシンと接触してしまうようなことはないと思います。耐久レースはトラブルやアクシデントが何もないチームが勝てるもの。それが我々のチームであってほしいと思います」

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【決勝レース】

タイヤの摩耗に苦しみながらもチェッカーを目指し奮闘

 

決勝日の朝は雲が多かったものの、スタート進行を行っている間に強い陽射しが戻り、気温決勝日は、終始ドライコンディション。気温32℃、路面温度47℃という暑さのもと、177周による決勝レースがスタートした。

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スタートドライバーは千代が担当した。序盤は前を走る#36 LC500との3位争いを展開。2周目の最終コーナーでリズムを合わせ、3周目のホームストレートでは並びかけ勝負を仕掛けるも、ここでの逆転は叶わず。千代はそのまま離されずにチャンスをうかがっていたが、7周目に混戦の中でコースオフを喫し、順位を下げることに。さらに、15周を過ぎたころからはタイヤの消耗からペースに伸び悩み、スタートから30周を前に、1度目のピット作業へと向かった。

 

チームはミスのない作業で本山にドライバー交代した#3 GT-Rをコースへ送り出し、本山も序盤はベストタイムを刻みながら周回を重ねたが、やはりタイヤの消耗が早く、他チームと比較して早めのタイヤ交換が続いていった。本山も千代もフレッシュタイヤで猛然とプッシュしていくが、スティントの後半では苦しい戦いとなる展開が続く中、レース終盤の139周目に駆動系のトラブルが発生。ピットに戻り修復を試みたが、残りの約40周を走ることが難しいと判断し、ここでレースを終えることとなった。なお、規定周回数はクリアしていたため、最終結果は15位完走となった。

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■NDDP RACING with B-MAX 長谷見昌弘監督のコメント

「クルマは本当に良くなっていて、セッティングも決まっていたので今回のレースには期待をしていたのですが、思っていたパフォーマンスを発揮できず、残念な結果になってしまいました。ドライバーにも苦しい戦いをさせ、最終的にはチェッカーを受けられず、申し訳ないです。次のSUGOはクルマが軽いままなので頑張れると思います」

 

■本山哲のコメント

「予定していた周回数の半分しか走れないような状況で、ペースを2~3秒も落とさざるを得ませんでした。こんなはずではなかった。原因を探していろんな部分を見直して改善していきたいです。次は仕切り直し。SUGOは自信のあるコースなので、しっかり準備して走りたいですね」

 

■千代勝正のコメント

「予想していた以上にタイヤの摩耗が厳しく、タイヤをもたせようとマネジメントしながら走らせようとしましたが厳しい状況でした。予選のパフォーマンスは素晴らしかったのですが。最後は駆動系のトラブルでした。ここ2戦は本当に厳しい内容になっているので、次のSUGOで仕切り直しのレースをして何とか結果に結びつけたいです」

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