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生産台数〇〇〇台!? 幻のGT-R
2025年07月10日
こんにちは、クラフトスポーツ広報担当です!
4月〜5月にかけて少し落ち着いていたガソリン価格ですが、最近はまたじわじわと上昇傾向です。
中東情勢の影響もあり、再び高騰の気配が出てきました。
燃費の悪いスポーツカーに乗る僕たちにとっては、なかなかの痛手です…
「ちょっと乗る頻度を減らそうかな〜」なんて思いつつ、
やっぱり走りたい気持ちは止められないんですよね笑
今回は、オイルショックの影響を受けて消えた“幻のGT-R”
その知られざる歴史をお届けします。ぜひご覧ください!
時代背景
1973年、オイルショックが始まり、排ガス規制が施工され日本だけでなく、世界中で車の制作はパワーよりも環境への配慮へシフトされていきました。
そんな中、先代のハコスカの生産終了を受け、日産はケンメリの発売を発表しました!
しかし、様々な時代背景から販売期間は1973年の1月~4月、生産台数は約4か月で197台のみで生産終了、レースでは一度も公式戦に出場せず、走る為に作られたケンメリGT-Rは”幻のGT-R”になりました。
そして、排ガス規制の影響を受け、GT-Rブランドは次のR32が発売されるまで16年の長い眠りにつきました。

スペック・特徴
エンジン:S20型 直6 DOHC 2.0L
最高出力:160ps/7,000rpm
ミッション:5速MT
駆動方式:FR (後輪駆動)
ブレーキ:前後ディスクブレーキ
車重:約1,145kg
ケンメリは先代のハコスカとは打って変わり、「丸み」と「柔らかさ」が増した優雅なフォルムでありながら、レースをする為に作られたと言っても過言ではないワイド設計で力強さを演出しています!
そしてGT-R伝統の”丸目4灯テールランプ”は、このケンメリから始まりました!

名前の由来
ケンメリの名前の由来は知っている人も多いと思いますが、日産のC110型スカイラインのテレビCMで、若いカップルがスカイラインに乗りながら北海道を旅するというストーリーのCMが放送されていました。そのカップルの名前が”ケン”と”メリー”だったのでC110型スカイラインは「ケンメリ」と呼ばれるようになりました!
ちなみに、CMのキャラクターの名前がそのまま車の愛称になったのは日本の自動車史の中でも極めて異例らしいですよ!

受け継がれる意志
時代の逆境により、わずか197台しか生産されなかった、幻のマシン、ケンメリGT-R。
しかし、その存在は決して色あせていない。
むしろ、その希少性ゆえに、GT-Rの歴史の中で唯一無二の輝きを放っている。
丸型4灯テール、伸びやかなロングノーズ&ショートデッキ。
ハコスカの血を継ぎ、レースの為に開発されたL20型直6エンジン。
そのすべてが、「走るために生まれた」という事を今も物語っている。
レースでの無敗神話を継ぐべく、サーキットに立つはずだったその志。
時代に阻まれながらも、今なおGT-Rファンの心を揺さぶり続ける情熱。
ケンメリがレースで果たすはずだった夢は
16年の時を経てR32へと受け継がれました。

ちなみに、このケンメリをお譲りいただいたオーナー様は、なんとケンメリを3台も所有されていて、そのうちの1台を、今回ご縁があって弊社にお譲りいただき、更にもう1台ケンメリを購入したという筋金入りのマニアの方だとか…
次回は、レースシーンやアニメ、映画など、さまざまな舞台で活躍した伝説のマシンR32 GT-Rをご紹介いたします!
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