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GT-R史上、最も誤解された名車
2025年07月25日
こんにちは、クラフトスポーツ広報担当です!
最近はテレビをつけても、大谷翔平選手の話題で持ちきりですね!
二刀流で世界を魅了し続ける彼ですが、そのルーツを辿れば──やはり思い出されるのが、1995年に日本人初のメジャーリーガーとして海を渡った野茂英雄選手です。
しかも、彼が最初に所属したチームは、現在の大谷選手と同じ「ロサンゼルス・ドジャース」
そんな日本野球史に新たな扉が開かれた1995年──
自動車の世界でも、もうひとつの“衝撃的なデビュー”がありました。
それが、日産 スカイラインGT-R BNR33。
「大きすぎる」「重すぎる」などと酷評されながらも、実は前モデルR32を上回る性能を秘めた、GT-R史における“通好み”の存在です。
今回は大きいボディゆえに様々な誤解をされた名車、R33 GT-Rについて掘り下げていきたいと思います!是非最後までご覧ください!

時代背景
R33の先代、R32が誕生したのは1989年、まさにバブルの真っ只中。
それに対し、R33が登場した1995年はバブル崩壊の真っ只中でした。
車業界だけでなく、どこの企業も生産コストの削減に走り、車業界では派手な開発費をかけづらい環境。ユーザーの心理的にも「燃費」や「安全性」、「実用性」を優先する様になりました。
そこで誕生したのがスカイライン GT-R BCNR33。R32よりも広い後部座席と、衝突安全性の強化。こうした背景によりR33 GT-RはR32より一回り大きく、重い車体になりました。結果として発売当時、「でかい」、「重い」と揶揄されることとなりましたが、実は当時の社会の要求に応え、GT-Rの系譜を繋ぐ進化でもあったのです!

失敗作と言われた理由
R33が第二世代GT-Rの中で失敗作と誤解された事にはいくつかの理由があります。まずは名車R32の後継という重圧です。R32がレースで様々な無敗伝説を築いた後に登場したR33は、どうしても比較対象がR32GT-Rでした。少しでも期待を下回れば「これじゃない」と見なされてしまったのです。
そして、時代に合わせた重量アップによるイメージの悪化です。R33は安全性や快適性の向上により車重が100kg以上も増加し、様々な場面で「重くなった」、「鈍くなった」と叩かれてしまいました。
レースやストリートなど様々なところで最強だったR32の後継機として、“期待が高すぎた”ゆえに不当な評価をされてしまったR33。ですが実際はニュルブルクリンクのタイムではR32よりも21秒もタイムを削り、走行性能や快適性、電子制御の進化も目覚ましい完成度の高い一台なのです!R33はもっと評価されるべきGT-Rなのかもしれません。

R33 グレード比較
R33 GT-Rには様々なグレードや特別仕様があります!
・GT-R、V-spec、V-specN1、オーテック40thアニバーサリー、LMリミテッド、V-spec LMリミテッド、400Rなど様々な種類があります!
・GT-R:乗り心地と走行性能のバランスが取れたベースグレード。
・V-spec:LSDやアテーサが改良され制御系が強化されたモデル。
・V-spec N1:レース向けに開発された競技車両仕様。
・LM リミテッド:ル・マン24時間レース参戦を記念して販売された特別仕様車。
・V-spec LM リミテッド:LMリミテッドのより走りに特化したモデル。
・オーテック40thアニバーサリー:スカイラインGT-R唯一の4ドアGT-R。
・400R:NISMOがR33をベースに徹底チューニングした究極のモデル。
R33は先代のR32のレーシーな個性を受け継ぎながらも、多彩なグレード展開や特別仕様車の投入によって、“選ぶ楽しさ”や“所有する喜び”を感じさせてくれる存在へと進化しました!

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