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伝説に幕を下ろした最後のGT-R

2025年08月01日

こんにちは、クラフトスポーツの広報担当です!


梅雨が明け、いよいよ夏本番です!
セミの声がクラフトスポーツでも響き始め、展示車両のハンドルが熱くなっているのを見ると、
「あぁ、今年もこの季節が来たな。」と感じます。
この季節はドライブをしたいですが、スポーツカーにはキツイですよね…笑

さて今回のブログの内容は、人気No.1 GT-R !?
日産 スカイラインGT-R BNR34です!

当時のハイテク技術と職人技が交差し、内燃機関の黄金期の終わりを告げるかのように生まれた最後のスカイラインGT-R。
今回のブログではその「伝説に幕を下ろした最後のGT-R」について振り返ってみたいと思います!
ぜひ最後までご覧ください!


時代背景

バブル崩壊後の日本経済は低迷し、自動車業界も販売不振と環境規制の波に揺れていた。
日産も経営危機に陥り、GT-Rの存続すら危ぶまれる中で迎えたR34の開発。
前作R33での評価を真摯に受け止め、「原点回帰」を掲げて再構築が始まった。

重さや鈍さを見つめ直し、全長を短縮し剛性を高め、ドライバーとの一体感を極限まで追求。
時代はすでに環境規制や電子制御に傾く中で、R34は“スカイラインの名を持つ最後のGT-R”として完成した。それは、栄光と葛藤の狭間で生まれた、日産の意地と矜持の結晶だった。


スペック

エンジン:RB26DETT (2.6L DOHC 直列6気筒 ツインターボ)

最高出力: 280ps/6,800rpm (自主規制値)

最大トルク: 40.0kgm/4,400rpm

駆動方式:ATTESA E-TS Pro (電子制御トルクスプリット4WD)

トランスミッション: 6速MT

車両重量:約1,560kg (グレードにより異なる)

全長×全幅×全高:4,600mm × 1,785mm × 1,360mm

更なる新機能!

今ではすべてのR35 GT-Rに標準装備され、もはやGT-Rに欠かせない存在となったのが、R34から初めて導入されたMFD(マルチファンクションディスプレイ)です!
このMFDでは、ブースト圧・水温・油温・油圧など、車のコンディションをリアルタイムで表示。走行中でも一目で状態を把握できることで、ドライバーとの一体感をさらに高めました。
その開発には、当時大ヒットしていた『グランツーリスモ』やF1マシンの車載モニターからの影響が色濃く反映されており、「テクノロジーで走りを可視化する」というGT-Rの未来的な思想を体現していました。
まさにデジタルとアナログの融合とも言えるこの機能は、他の国産車には無い圧倒的な存在感を放っていました!


R34が世界で高騰している理由

R34と言って思いつくのは、その“値段”ですよね。
今ではプレミアが付き、他の国産ネオクラシックカーを大きく上回る価格で取引されている第二世代GT-Rの中でも、ひときわ高騰しているのがR34 GT-Rです。
ではなぜ、ここまで世界中で神格化され、希少価値が跳ね上がったのか?
今回はその理由を紐解いていきます。

まず何と言っても、スペックの完成度!
R32・R33から受け継いだRB26DETTエンジン、進化したATTESA E-TS Pro、ゲトラグ製6速ミッションなど、“最後の純ガソリン・直6ツインターボ×マニュアル”という構成は今では極めて貴重な存在です!
さらに、当時のレースシーンでも圧倒的な存在感を放ち、全日本GT選手権ではGT500クラスで日産勢として数々の勝利に貢献しました!

しかし、R34が「世界的な憧れの存在」になったのは、スペックや戦績だけが理由ではありません。
世界中のファンの記憶に刻まれたのは、映画『ワイルド・スピード』シリーズやアニメ『頭文字D』といったメディアでの圧倒的な存在感です。
特に、ポール・ウォーカー演じるブライアンが愛車としてR34を駆る姿は、R34を“ただの名車”から“世界中で憧れ名車”へと押し上げました。

つまり、R34 GT-Rは“実力”と“物語”の両方を持った稀有な存在。
だからこそ、国内外を問わず「ただのスポーツカー」ではなく、「憧れの象徴」として扱われ、今なお価格は高騰し続けているのです!


R34 グレード比較

R34 GT-Rには様々なグレードや特別仕様があります!
・GT-R、V-spec、V-specⅡ、V-specⅡ Nur、V-specⅡ N1、M-spec、M-spec Nurなど様々な種類があります!

・GT-R:1999年に登場したベースモデル。
・V-spec:GT-Rよりもサーキット志向の高いモデル。
・V-spec Ⅱ:2000年に登場したV-specの進化型。カーボン製ボンネットを採用。
・V-spec Ⅱ N1:競技用のベースモデルであり、エアコンやオーディオが撤去されている。
・V-spec Ⅱ Nur:2002年に登場した限定モデルであり、生産台数は約718台。
・M-spec:V-specをベースに開発された乗り心地重視のGT-R。
・M-spec Nur:快適性と高性能を高次元で両立させた限定モデル。生産台数は約285台
・Z-tune:R34の最終進化型。NISMOが限定で製作したコンプリートカー。

次はR34 GT-Rを彩った限定色の紹介です!

・ミッドナイトパープルⅡ:紫をベースに青~緑へと変化する300台限定の特別カラー。
・ミッドナイトパープルⅢ:紫をベースに青~ブロンズへと変化する期間限定の特別カラー。
・ミレニアムジェイド:落ち着いたゴールド系でNurモデルでの限定色。
・シリカブレス:シルバーとゴールドの中間の様なカラー、M-specでの限定色。

次回は、スカイラインと分裂し独自のブランドを進んだGT-R、R35GT-Rの紹介をさせて頂きます!


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